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2018年 阪神ジュベナイルFと香港国際競走の結果を振り返る

競馬レース関連

阪神JFの結果&回顧

引用:youtu.be

第70回阪神ジュベナイルフィリーズ

1着 13 ダノンファンタジー
2着 9   クロノジェネシス
3着 11 ビーチサンバ

2016年生まれの世代最初のGⅠ馬はC.デムーロ騎手鞍上のダノンファンタジーでした。レースはバラっとしたスタートで2番人気クロノジェネシスが出遅れ。ダノンファンタジー、シェーングランツも行き脚がつかず人気馬は全て後ろの位置取りになりました。レースは最内枠のベルスールが引っ張り平均ペース。直線入口では上位入線馬は後方にいましたが大外からダノンファンタジーとクロノジェネシスが追い込み最後はダノンファンタジーが1/2馬身先着となりました。完成度が高いと言われていたダノンファンタジー。レースでもしっかりと折り合い落ち着いた走りでした。4コーナーではゴチャ付いた感もありますので結果外枠がよかった感じ。来年のクラシックでは中心馬の1頭になりそうです。

2着のクロノジェネシスは痛恨の出遅れ。元々後ろから競馬をするつもりとのことでしたが少し後方になりすぎました。ただ最後の直線の末脚は素晴らしくマイルの流れも対応できたことはクラシックに向けて好材料となりそうです。距離の長いオークスは特にチャンスがありそうですね。

3着はビーチサンバ。上位入線馬では一番スムーズな競馬をした印象です。前走遅れたスタートも問題なく出てレースの流れにも上手く乗れました。直線でも上位2頭の末脚には屈しましたがいい伸び脚を見せていました。来年も楽しみな1頭ですがGⅠを取るにはもう少し力をつける必要がありそうですね。

4着のシェーングランツは内枠が仇に。上手く外に出せなかったため馬群を縫うような直線でした。エンジンのかかりが遅い馬ですのでコーナーでの加速が欲しかったですね。また注目を集めたウオッカの仔タニノミッションはまだまだの競馬。まだこれが2戦目ですしこれから経験を積んで重賞戦線で勝負して欲しいと思っています。

 

今回の阪神ジュベナイルフィリーズは完成度の差が勝敗を分けた感じです。ダノンファンタジーはレースぶりが安定しているので大崩れすることはなさそう。例年なら来年の桜花賞はこの馬と言う話も出そうですが今年は新馬戦でこの馬に2馬身先着したグランアレグリアという馬がいます。今週の朝日杯に牝馬ながら参戦してくるこの馬次第では今回の上位馬も脇役に甘んじてしまう可能性も・・・。朝日杯は注目ですね。

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香港ヴァーズの結果&回顧

引用:youtu.be

第25回香港ヴァーズ

1着 4   エグザルタント
2着 10 リスグラシュー
3着 12 エジーラ

香港国際競走GⅠ4戦の初戦香港ヴァーズを制したのは地元のエグザルタントでした。レースは日本のクロコスミアが引っ張り、勝ったエグザルタントは2番手。欧州の強豪馬ヴァルトガイストは中団、リスグラシューは後方3番手の位置取りでした。3コーナーまで隊列は大きく変わらず進み4コーナー手前からリスグラシューが上がって行きます。直線では早々にエグザルタントが抜け出したところをリスグラシューが猛追、マッチレースをクビ差凌いだところがゴールでした。エグザルタントの優勝は国際GⅠになった2000年以降ドミナント以来2頭目の地元香港勢の優勝。2400mの重賞が3つしかない香港では快挙です。

リスグラシューは惜しくも2着。直線半ばでは勝ったと思いましたが後一歩届きませんでした。4コーナーでゴチャ着いた時に他馬との接触があったようでこれがなければという感じです。エリザベス女王杯の時もそうでしたがモレイラ騎手はこの馬の末脚の使いどころを熟知しているレース運び、さすが超一流です。来年もモレイラ騎手とのコンビで国際GⅠを戦ってほしいですね。

3着エジーラは勝ち馬のすぐ後ろでの競馬。反応はあまり良くなかったようでじわじわ脚を伸ばす形での入選でした。クロコスミアは直線失速して10着。自分の競馬は出来ていましたが少し早めにこられたので踏ん張りが効かなかったですね。

 

香港スプリントの結果&回顧

引用:youtu.be

第20回香港スプリント

1着 2   ミスタースタニング
2着 3   ディービーピン
3着 4   ビートザクロック

香港スプリントはミスタースタニングが連覇達成!レースは好スタートをきったホットキングプローンを先頭にミスタースタニング、アイヴィクトリーと香港勢が続く形で日本のファインニードルは5.6番手。直線半ばまでホットキングプローンが粘りを見せていましたがミスタースタニングが抜け出し、追撃を振り切り優勝しました。今年未勝利でしたがGⅠ実績が示すように大舞台で強さを見せつけてくれました。

2着は昨年に続きディービーピン。直線では内を縫うように伸びてきましたが後一歩届かず惜しい競馬でした。3着のビートザクロックを含めこの路線はやはり香港勢が強かったです。

日本から参戦のファインニードルは8着。ゲート内で待たされたことで気が抜けてしまったみたいでこれが実力ではないハズ。来年以降の奮起に期待です。振り返ってみると香港馬たちを相手に連覇したロードカナロアってとてつもない馬だったことがわかります。

 

香港マイルの結果&回顧

引用:youtu.be

第28回香港マイル

1着 1   ビューティージェネレーション
2着 14 ヴィブロス
3着 9   サザンレジェンド

香港マイルもスプリントに続いて連覇達成となりました。優勝したビューティージェネレーションは1頭だけ次元の違う走り。レースの途中から先頭に立つと後続を寄せ付けず残り50mには完全に流しての完勝。前哨戦のレースぶりから昨年よりも力をつけているとは思っていましたがこれほどとは・・・先週1番の衝撃レースでした(コパノキッキングのカペラSも結構なものでしたけど)。来年はドバイターフに向かう可能性が高そうで日本馬にとっても再度強敵となりそうです。

2着は日本から参戦のヴィブロス。道中は中団に待機し直線大外に持ち出されると素晴らしい脚で追い込んできました。デビュー戦以来のマイル戦でしたが問題もなくむしろこのくらいがあっているような気さえしました。この馬は海外での成績が安定していますね。

3着サザンレジェンドは先行から粘り込み。GⅠ馬の力は見せましたがやはり勝ち馬とは力差があった感じです。日本から参戦のペルシアンナイトモズアスコットは5着と7着。両馬とも後方に位置取りしていましたが直線では思ったように伸びませんでした。シャティンの馬場は前が止まりにくいのでこの位置取りでは厳しかったですね。

 

香港カップの結果&回顧

引用:youtu.be

第32回香港カップ

1着 8   グロリアスフォーエバー
2着 9   ディアドラ
3着 2   タイムワープ

優勝したのは逃げたグロリアスフォーエバー。好スタートから先手を主張すると自分のペースを作り出しでそのまま直線へ。終始2番手につけていたタイムワープ、後方から差し込んできたディアドラの追撃を振り切り先頭でゴールを駆け抜けました。グロリアスフォーエバーはこれがGⅠ初挑戦でしたがさすがはタイムワープの弟と言ったところでしょうか。

2着は日本のディアドラ。道中は後方追走、最後の直線では鋭い脚で追い込んできましたが後一歩届きませんでした。今のシャティンの馬場だとあの位置から勝つのは厳しいのでもう少し前につけて欲しかったですね。このレースもそうですがルメール騎手は全体を通して日本で騎乗している時よりも消極的なレースぶりが目立った感じです。

3着は連覇を狙ったタイムワープ。ワーザーの回避で地元勢で1番期待がかかっていましたが最後まで弟を捕まえることができませんでした。とはいえ前年のチャンピオンホースらしいレースは見せてくれたと思います。日本から参戦したサングレーザーは4着、ステファノスは最下位の9着でした。サングレーザーはこの馬なりに頑張っている感じですが力及ばず。やはりマイル戦の方がいいかもしれません。ステファノスは4年連続の参戦ですが見せ場も作れず。年齢的な衰えを感じますね。

 

まとめ

先週の日曜日は日本で重賞が2つ、香港で4つと競馬ファンにとってはたまらない1日でした。香港では今年も日本馬の勝利を見ることができず残念でしたが全馬何事もなく完走できてよかったです。このまま無事帰国して欲しいものです。

阪神ジュベナイルフィリーズの結果を受けてグランアレグリアの評価が更に上昇した感じ。今週の朝日杯は来年の桜花賞に向けて大事な1戦になりそう。38年ぶりに朝日杯を牝馬が制する時がくるのか楽しみですね。また有馬記念のファン投票の結果出てオジュウチョウサンが正式に出走可能になりました!正直一線級相手に厳しいところもあると思いますが鞍上は武豊騎手ですし見せ場は作ってくれるんじゃないかとこちらも楽しみでなりません。当日は盛り上がりそうですよねヽ(*´∀`)ノ

 

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