2019年 中山記念・阪急杯の結果を振り返る
第93回中山記念の結果&回顧
第93回中山記念(GⅡ)
1着 ①ウインブライト
2着 ③ラッキーライラック
3着 ⑦ステルヴィオ
優勝したのは中山巧者のウインブライト。スタートからマルターズアポジーが引っ張る展開の中、道中4番手で折り合いゴール寸前で差し切る完璧なレースでした。GⅠ馬5頭を向こうに回しコース巧者ぶりを発揮。これで中山1800mは4戦4勝でGⅡ3勝という完璧な成績で古馬の中山GⅠがスプリンターズSと有馬記念しかないのが残念でなりません。この後は大阪杯と香港が目標になるかと思いますが今の充実度ならチャンスがあるかもしれませんね。
2着は牝馬のラッキーライラック。マルターズアポジーが大逃げしたので単騎逃げのようなレース展開になりました。最後は早めに勝ちにいった分止まった感じですがさすがアーモンドアイと僅差の競馬をしていた馬、力はあります。このレースぶりならまたGⅠが取れる可能性もありそうです。
3着は最後大外から追い込んだステルヴィオ。展開が向かなかった感じですがさすがという面は見せてくれました。距離的にはこのくらいまでのように見受けられましたしマイル路線を盛り上げてほしいと思いますね。
個人的な予想結果
◎ ウインブライト 1着
○ ラッキーライラック 2着
✩ マルターズアポジー 7着
◎-○でワンツーフィニッシュと予想した馬が頑張ってくれましたね。
◎ウインブライトは松岡騎手が自信を持って素晴らしいレースをしてくれました。今後は中山以外でも重賞を取れるよう頑張ってほしいですね。○ラッキーライラックは勝てなかったですが見事な復活。今後も重賞だけでなくGⅠでも楽しみな存在になりそうです。✩マルターズアポジーはこの馬らしい競馬をしてくれました。結果は残念でしたが個人的には満足。今後も今回のようなレースをしてほしいです。
第63回阪急杯の結果&回顧
第63回阪急杯(GⅢ)
1着 ⑰スマートオーディン
2着 ①レッツゴードンキ
3着 ③ロジクライ
優勝したの11番人気のスマートオーディンでした。スタートからポツンと離れた最後方を追走し直線では1頭だけ次元の違う末脚で差し切りました。2年間の長期離脱から復帰後精細を欠いていましたが距離短縮で鮮やかな復活を遂げました。怪我する前は重賞を3勝していた実力馬。今後どの路線でレースをするかわかりませんが楽しみな存在になりそうです。
2着は内枠を上手く活かしたレッツゴードンキ。道中では3.4番手の好位でジッと我慢し直線では万全のタイミングで抜け出しましたが最後勝ち馬の末脚に屈しました。しかしながらまだまだ力のあるところは見せてくれたので高松宮記念でも要注目の1頭ですね。
3着はロジクライ。スタートで他馬とぶつかり少し後方の位置取りになりましたが最後の直線では上手く馬群を捌いて抜けてきました。ここ2走良いところのない走りが続いてましたがさすが重賞勝ち馬、力のあるところを見せてくれたと思います。
個人的な予想結果
◎ ダイアナヘイロー 6着
○ スターオブペルシャ 9着
✩ リョーノテソーロ 15着
3頭とも掲示板にのらず…。
◎ダイアナヘイローはこの馬らしい競馬は出来ましたが最後踏ん張りがききませんでした。○スターオブペルシャは終始内を回っていましたが最後前が開かず。脚を余す形で内枠がアダになった感じです。✩リョーノテソーロはまたもや進路が閉まる不利。直線でこれからというところでしたしこの着順は仕方なしですかね。