2019年 愛知杯・根岸S・シルクロードSの結果を振り返る
第56回愛知杯の結果&回顧
第56回愛知杯(GⅢ)
1着 ⑤ワンブレスアウェイ
2着 ⑪ノームコア
3着 ⑧ランドネ
優勝したのは8番人気のワンブレスアウェイでした。レースはスタート良くランドネが引っ張る形で1コーナーへ突入。勝ち馬は好位の4番手につける絶好のポジションにつけます。競りかける馬もおらずスローペースで進んだレースは直線へ向きランドネが逃げ粘るところを仕掛けられると反応良くかわしノームコアの追撃をしのいでゴール、初重賞制覇となりました。サンデーレーシングの6歳牝馬ですし今春には繁殖入りすることになりますので現役はあと1戦くらいになると思いますが今回のようなレースができればもう一つチャンスはあるかもしれません。
2着は後方から追い上げたノームコア。スタートがあまり良くなかったこともありこれまでのレースと違い後方に位置することになりました。正直厳しいかと思いましたが直線では上がり最速の末脚、力のあるところを見せてくれました。今回は休み明けの影響もあったでしょうし次走以降楽しみになるレースでした。
3着は逃げたランドネ。競りかけてくる馬もおらず楽な展開だったとはいえ3着確保は力があってこそ。今後も同型馬の兼ね合いはありますが牝馬同士なら重賞制覇のチャンスもありそうですね。
個人的な予想結果
◎ レイホーロマンス 7着
○ レッドジェノヴァ 6着
✩ ランドネ 3着
✩ランドネが頑張ってくれましたが完敗。
◎レイホーロマンスはノームコアとほぼ同じ位置でしたが直線弾けず。前が詰まってる感じもなかったのでチャンスはあるかと思っていましたが内枠より外でのびのび走る方がいいのかもしれません。○レッドジェノヴァも直線伸びず・・・。5.6番手の絶好位だったが切れる脚はないのでこの展開だと厳しかったかもですね。✩ランドネは思い描いていたレースでしたので次も期待したいですね。
第33回根岸Sの結果&回顧
第33回根岸S(GⅢ)
1着 ⑪コパノキッキング
2着 ②ユラノト
3着 ①クインズサターン
優勝したのは4歳馬コパノキッキング。レースは好スタートからマテラスカイが先手を主張し平均ペース。勝ち馬はこれまでの極端なポジションではなく馬群の真ん中あたりでレースしました。直線ではユラノトが前の3頭を捉えて押し切ろうとするところ上がり最速の脚で差し切りました。前走含めこれまでインパクトのある競馬をしてきましたが今回もなかなか見応えのあるレース。マーフィー騎手は200m伸びるのは厳しいと言ってましたがフェブラリーSでも楽しみな1頭ですね。
2着は好位4番手で競馬したユラノト。道中では先行勢を見ながら直線で抜け出す完璧なレース。今回は相手が悪かった印象で今後も重賞では注目の1頭になりそうです。
3着は内枠から脚を伸ばしたクインズサターン。この馬は毎回直線では良い脚を使います。今回初めての1400m戦でしたが距離を伸ばすよりはこのくらいの方がいいかもしれませんね。
個人的な予想結果
◎ サンライズノヴァ 8着
○ マテラスカイ 13着
✩ クインズサターン 3着
こちらも愛知杯に続いて✩のみ3着。
◎サンライズノヴァはスタートで遅れいつもの位置取り。直線で切れるかと思いましたが不発でした。前哨戦ということもあったのでしょうか?○マテラスカイは直線失速して13着でした。好スタートから先手を取れた競馬だけに残念な結果です。しかし根岸Sは逃げ馬に鬼門ですね…。✩クインズサターンは前述したとおりですが今後のことを考えれば2着までに入って賞金を加算したかったところ。今後もレース選びは大変かもしれません。
第24回シルクロードSの結果&回顧
第24回シルクロードS(GⅢ)
1着 ②ダノンスマッシュ
2着 ⑧エスティタート
3着 ⑱ティーハーフ
優勝したのは京阪杯に続いて重賞2連勝となったダノンスマッシュ。スタート良く好位につけ直線では前を捉えるだけの横綱相撲でしたね。直線では一瞬行くところがなかったですが進路変更して前が開いてからの脚は素晴らしいものでした。これで胸を張ってGⅠに挑戦となります。父ロードカナロアは京阪杯、シルクロードSを連勝して望んだ高松宮記念は3着でしたが父の無念を晴らして新スプリント王になれるか次走も注目です。
2着はエスティタート。スタートで出負けしましたがハイペースになって展開が向きました。前走と違ってスムーズな競馬ができたことも好走の要因だと思います。これぐらいの距離の方が合っていそうですね。
3着はほぼ最後方の位置から脚を伸ばしたティーハーフ。9歳馬ながら2戦続けて上がり最速の競馬で頭が下がります。京都1200mは4勝をあげている得意舞台、ちょっと軽視しすぎでしたね。
個人的な予想結果
◎ ダノンスマッシュ 1着
○ エスティタート 2着
✩ リョーノテソーロ 9着
先週の東海Sに続き◎-○で1着2着となりました。今回は人気薄がズバリで嬉しい結果ですねヽ(*´∀`)ノ
◎ダノンスマッシュは前述のとおり強い競馬でした。次のGⅠで勝つようならスプリント路線では一強時代が到来しそうですね。○エスティタートは斤量減と展開が結果につながった印象。浜中騎手も上手く騎乗してくれました。✩リョーノテソーロはまたもや進路が見つからず。手応えが良かっただけにもったいない競馬でした。次走以降また狙ってみたいと思います。
まとめ
日曜日の根岸S、シルクロードSで勝った2頭は強い競馬でした。2頭とも次はGⅠで人気になりそうですし今後も同路線を引っ張っていく存在になりそうです。特にコパノキッキングはフェブラリーSで藤田菜七子騎手に騎乗依頼すると発表がありとんでもない盛り上がりをみせそうで今から楽しみです。
あっという間に2019年も1ヶ月立ちましたが2月以降も競馬を楽しみたいと思いますヽ(´▽`)/