2019年 中山金杯・京都金杯・シンザン記念の個人的注目馬を考察
今年も1年間競馬を楽しみましょう!
。゚+.謹賀新年゚+.゚(○。_。)ペコッ
明けましておめでとうございます。昨年は私の個人的趣味に付き合っていただきありがとうございます。本年も自分都合で更新していこうと思いますのでよろしくお願いいたします。
昨年はアーモンドアイの4冠やルメール騎手の最多勝更新、オジュウチョウサンの平場挑戦と多種多様な盛り上がりを見せた中央競馬。有馬記念は唯一の3歳馬ブラストワンピースが初GⅠ制覇となりました。秋のGⅠでは3歳馬の活躍が目立ちましたし、それにふさわしい締めだったのではないかと思います(実際はホープフルSがありますがやはり有馬記念が締めにふさわしい。自論ですが)。
昨年はGⅠレースや海外の注目レース中心の考察でしたが今年はGⅡ、GⅢにもアンテナを広げてみようと思いますヽ(・∀・)ノ
第68回 中山金杯(GⅢ)
2019年最初の重賞はお馴染み東の金杯、中山金杯です。今年の登録馬は17頭。この中で個人的に気になる5頭を考察してみます(1/2現在、騎手は想定)。
厩舎
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須貝尚介
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父
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ステイゴールド
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騎手
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横山典弘
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母
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ベルアリュール2
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通算成績
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22戦6勝
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母父
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Numerous
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重賞成績
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1着 ヴィクトリアマイル(GⅠ・2017)
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2着 阪神牝馬S(GⅡ・2017)
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近3走
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2018/12/16 ディセンバーS(OP)1着
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2018/11/11 エリザベス女王杯(GⅠ)14着
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2018/10/13 府中牝馬S(GⅡ)7着
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一口メモ
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登録メンバー中唯一の牝馬。前走は2017年ヴィクトリアマイル以来約1年7ヶ月ぶりの勝利。初の中山コースだったが中団から上がり最速の末脚でGⅠ馬の貫禄を見せてくれました。距離実績は1800m以下に集中していますが前走の勝利が起爆剤になれば力のある馬なのでここでも好走できそう。
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厩舎
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国枝栄
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父
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キングカメハメハ
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騎手
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石橋脩
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母
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ミクロコスモス
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通算成績
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8戦2勝
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母父
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ネオユニヴァース
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重賞成績
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1着 -
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2着 京成杯(GⅢ・2018)
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近3走
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2018/10/21 菊花賞(GⅠ)15着
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2018/09/17 セントライト記念(GⅡ)7着
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2018/05/27 東京優駿(GⅠ)3着
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一口メモ
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秋2走は良いところなく惨敗したが強い世代と言われている現4歳世代のダービー3着馬。昨年の1月には同コースの京成杯で2着しており、血統的にも中山2000mはあっていそう。昨年アーモンドアイで4冠した国枝栄厩舎ですし軽視は禁物。
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厩舎
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矢作芳人
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父
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ステイゴールド
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騎手
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藤岡佑介
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母
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カウアイレーン
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通算成績
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8戦2勝
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母父
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キングカメハメハ
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重賞成績
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1着 京都新聞杯(GⅡ・2018)
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2着 -
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近3走
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2018/12/01 チャレンジC(GⅢ)3着
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2018/10/21 菊花賞(GⅠ)11着
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2018/09/23 神戸新聞杯(GⅡ)5着
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一口メモ
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前走は初の古馬とのレースで3着と力のあるところは見せた。父は中山金杯で過去5年2勝のステイゴールドで母父も同様に2勝しているキングカメハメハ。また2歳の暮れには同コースのGⅠで3着しており登録メンバーの中で一番このコースにあってそうで重賞2勝目のチャンスかも。
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厩舎
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松田国英
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父
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ハーツクライ
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騎手
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和田竜二
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母
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タイムトラベリング
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通算成績
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10戦3勝
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母父
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ブライアンズタイム
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重賞成績
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1着 ホープフルS(GⅠ・2017)
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2着 京都2歳S(GⅢ・2017)
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近3走
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2018/10/21 菊花賞(GⅠ)6着
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2018/09/23 神戸新聞杯(GⅡ)6着
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2018/05/27 東京優駿(GⅠ)11着
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一口メモ
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前走は勝ち馬から0秒6差の6着と春の状態からは復調した印象。中山2000mはGⅠ勝ちした舞台であり同年代の有力馬と同斤量の56kgは恵まれたかも。ここで復活するか?
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厩舎
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池江泰寿
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父
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ステイゴールド
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騎手
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武豊
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母
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マウントコブラ
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通算成績
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17戦7勝
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母父
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Mt.Livermore
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重賞成績
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1着 -
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2着 チャレンジC(GⅢ・2018)
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近3走
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2018/12/01 チャレンジC(GⅢ)2着
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2018/10/14 オクトーバーS(OP)1着
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2018/08/05 小倉記念(GⅢ)3着
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一口メモ
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現在GⅢ2戦を含め2000mで4戦2勝2着1回3着1回と本格化してきた。有力どころに差し馬も多く脚質、血統的にも中山2000mは絶好の舞台で初重賞制覇のチャンス。鞍上の武豊騎手はデビュー以来初の中山金杯参戦。初騎乗初勝利なるか?
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中山金杯の登録馬を見ていると強い世代と言われる現4歳馬に有力馬が多そうです。また、レース相性の良いステイゴールド、キングカメハメハ産駒も多く登録しており、これらの馬たちの優勝争いになるのかもしれません。
ハンデ戦ですし絞れなかったらステイゴールド、キングカメハメハ産駒の4歳馬でいいかもですね。
第57回 京都金杯(GⅢ)
続いては西の金杯、京都金杯です。今年の登録馬は19頭になります。こちらもこの中で個人的に気になる5頭を考察してみます(1/2現在、騎手は想定)。
厩舎
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池添兼雄
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父
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ディープインパクト
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騎手
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松山弘平
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母
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メリッサ
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通算成績
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7戦2勝
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母父
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ホワイトマズル
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重賞成績
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1着 ニュージーランドT(GⅡ・2018)
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2着 デイリー杯2歳S(GⅡ・2017)
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近3走
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2018/11/18 マイルCS(GⅠ)4着
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2018/10/07 毎日王冠(GⅡ)12着
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2018/05/06 NHKマイルC(GⅠ)8着
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一口メモ
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前走はGⅠで一線級古馬相手に上がり最速の33秒4で4着と実力を示した。同舞台となる京都の1600mは先のマイルCS以外も1勝2着1回と好成績。ここでも上位争いは可能なハズ。
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厩舎
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北出成人
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父
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スクリーンヒーロー
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騎手
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古川吉洋
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母
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チュウオーサーヤ
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通算成績
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35戦4勝
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母父
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ディアブロ
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重賞成績
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1着 シンザン記念(GⅢ・2015)
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2着 -
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近3走
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2018/11/24 キャピタルS(OP)1着
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2018/10/27 スワンS(GⅡ)3着
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2018/05/12 都大路S(OP)3着
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一口メモ
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オープンクラスで惜敗が続いていたが、前走は上手く馬群を捌き約2年ぶりの勝利。京都1600mは5戦して2勝2着2回で重賞勝ちもある得意コース。久々の勝利に続いて久々の重賞制覇のチャンス。
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厩舎
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池添学
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父
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ディープインパクト
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騎手
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池添謙一
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母
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サロミナ
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通算成績
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7戦2勝
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母父
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Lomitas
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重賞成績
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1着 -
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2着 ローズS(GⅡ・2018)
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近3走
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2018/10/14 秋華賞(GⅠ)4着
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2018/09/16 ローズS(GⅡ)2着
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2018/08/05 青島特別(500万)1着
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一口メモ
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これまで掲示板を外しておらず重賞でも2着1回4着3回と安定した成績。どちらかというと高速馬場の方が合いそうなので開幕週はプラスになりそう。ゲートの出が悪いのでスタートが決まるかどうかがカギ。
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厩舎
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中内田充正
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父
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クロフネ
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騎手
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川田将雅
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母
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グローバルピース
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通算成績
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7戦3勝
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母父
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サンデーサイレンス
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重賞成績
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1着 -
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2着 アーリントンC(GⅢ・2018)
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近3走
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2018/12/08 リゲルS(OP)1着
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2018/05/06 NHKマイルC(GⅠ)6着
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2018/04/14 アーリントンC(GⅢ)2着
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一口メモ
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前走は2着馬に0秒7差をつけ快勝と夏を越して力をつけてきた印象。3戦2勝3着1回の京都1600mなら初重賞制覇のチャンス。斤量55kgも有利になりそう。
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厩舎
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小島茂之
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父
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マツリダゴッホ
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騎手
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福永祐一
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母
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マツリダワルツ
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通算成績
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22戦4勝
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母父
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チーフベアハート
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重賞成績
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1着 スワンS(GⅡ・2018)・京成杯オータムH(GⅢ・2016)・新潟2歳S(GⅢ・2015)
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2着 NHKマイルC(GⅠ・2017)・ホープフルS(GⅡ・2016)
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近3走
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2018/11/18 マイルCS(GⅠ)17着
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2018/10/27 スワンS(GⅡ)1着
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2018/09/09 京成杯オータムH(GⅢ)4着
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一口メモ
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重賞3勝、GⅠ2着1回の成績は登録馬の中でも一番と言っても良い実績。後方から脚を伸ばすタイプの馬なので開幕週はマイナスかもしれないが軽視するのは危険かも。初騎乗の福永騎手がどの位置で競馬するか注目。
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西の金杯も有力馬は4歳世代となりそう。展開の鍵を握りそうなマイスタイルが久々のマイル戦になるのであまり早くならないかも。開幕週ですし後方からの馬には厳し展開になりそうですね。最近では珍しい外国人騎手のいない重賞になりそうです。
第53回 シンザン記念(GⅢ)
日曜日は昨年アーモンドアイが優勝したシンザン記念。今年の登録馬は15頭です(1/2現在、騎手は想定)。
厩舎
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栗田徹
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父
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ロードカナロア
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騎手
|
川田将雅
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母
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シーズオールエルティッシュ
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通算成績
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3戦2勝
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母父
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Eltish
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重賞成績
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1着 -
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2着 -
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近3走
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2018/11/25 ベゴニア賞(500万)1着
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2018/10/08 未勝利 1着
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2018/07/21 新馬 7着
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一口メモ
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2000mの新馬戦では7着だったがマイル戦に変わって2連勝。2戦とも上がりはメンバー中最速。昨年の勝ち馬と同じロードカナロア産駒の連勝となるか?
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厩舎
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渡辺薫彦
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父
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ロードカナロア
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騎手
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北村友一
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母
|
ファーゴ
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通算成績
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1戦1勝
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母父
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ハーツクライ
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重賞成績
|
1着 -
|
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2着 -
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近3走
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2018/11/10 新馬 1着
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-
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-
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一口メモ
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新馬戦は好位追走から直線抜け出し快勝、センスのある走りだった。新馬戦でコースは経験済みで無敗での戴冠も十分に考えられる。こちらもいま旬のロードカナロア産駒。
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厩舎
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石坂正
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父
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ロードカナロア
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騎手
|
福永祐一
|
母
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ドナウブルー
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通算成績
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3戦1勝
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母父
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ディープインパクト
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重賞成績
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1着 -
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2着 -
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近3走
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2018/11/10 デイリー杯2歳S(GⅡ)5着
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2018/09/29 未勝利 1着
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2018/09/09 新馬 2着
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一口メモ
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重賞初挑戦となった前走は直線追い上げるも5着。母はマイル重賞2勝でシンザン記念で1番人気になった馬。展開の助けは必要かもしれないが血統背景から好走の余地は十分にありそう。これまたロードカナロア産駒。
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厩舎
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武幸四郎
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父
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ハービンジャー
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騎手
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秋山真一郎
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母
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サクセスシルエット
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通算成績
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5戦2勝
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母父
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ディープインパクト
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重賞成績
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1着 -
|
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2着 -
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近3走
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2018/11/10 デイリー杯2歳S(GⅡ)3着
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2018/09/02 すずらん賞(OP)1着
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2018/07/01 未勝利 1着
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一口メモ
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クリノガウディーが回避したので実績ではこの馬が一番。5戦して全て3着以内と安定感もある。確実に追い込んでくる末脚が武器だが展開の助けは必要かも。同期の秋山騎手とのコンビで武幸四郎調教師初の重賞制覇となるか注目。
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厩舎
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矢作芳人
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父
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ディープブリランテ
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騎手
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坂井瑠星
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母
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エピックラヴ
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通算成績
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2戦1勝
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母父
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Dansili
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重賞成績
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1着 -
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2着 -
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近3走
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2018/12/16 未勝利 1着
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2018/11/25 新馬 2着
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-
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一口メモ
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新馬戦は良血馬に惜敗したが2戦目は好位から抜け出す強い競馬で快勝。マイル適性は未知数だが走りからは問題なさそうな印象受ける。若手のホープ坂井瑠星騎手の初重賞制覇なるかも注目。
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クリノガウディーが回避したことにより少し小粒なメンバー構成に。混戦模様なので意外な馬が馬券内に来るかもしれません。個人的には武幸四郎調教師か坂井瑠星騎手の初勝利が見たいです。
まとめ
2019年は1月5日が土曜日ということもあり変則開催なしで中央競馬が開催されます。金杯が近づくといよいよ今年も競馬がはじまるとワクワクが止まらないですね。今年は楽しみな馬も多いですし中央だけでなく海外競馬も盛り上がりそう。今年も競馬を楽しみましょう!