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アメリカでヨシダさんが快挙達成です!

日本産馬初の快挙!

9月1日にアメリカのサラトガ競馬場でウッドワードS(G1、ダート1800m)が行われJ.ロザリオ騎手騎乗のヨシダが優勝しました。

ヨシダという馬名からもご想像できると思いますがこの馬日本に縁があるんですね。縁については後述していますが、そのヨシダさんが今回優勝したことで成し遂げた快挙、それは日本産馬初の米ダートG1制覇です。

これまで芝のレースでは欧米で日本産馬は数々のG1競走を制覇してきました。しかしダートでは数々の日本産馬が惨敗してきたのです。それを今回ヨシダさんが成し遂げたんですね。しかもこのヨシダさん今年5月には芝レースでもG1競走を制覇しています。まさに日本を代表するヨシダさんなんです。

 

名前の由来

ヨシダさんは日本のノーザンファームの生産馬ですが日本調教馬ではないんです。2015年のセレクトセールでアメリカのウィンスターファームに1億152万円で落札され、同国のW.モット厩舎に入厩することになりました。

ではなぜヨシダかというと・・その由来は生産牧場にあるんですよ。競馬ファンならご存知のようにヨシダが生まれたノーザンファームは吉田善哉氏によって創設されました。現在は吉田善哉氏の次男である勝己氏が代表になっています。吉田一族は長年日本競馬界を引っ張ってきた先駆者。そうヨシダさんの名前は偉大な生産者一族から名付けられたのです。

日本では人の名前を馬名にするのには違和感がありますが、海外では偉大なホースマンに敬意を表して馬名することはよくある風習。名前が付くだけでも凄いのにG1競走を2勝、しかも芝・ダート両方で優勝するという快挙を成し遂げるって・・ホント凄いことですよね。

 

ヨシダの紹介

今回快挙を達成したヨシダのプロフィールです。

 

ヨシダ(Yoshida) 4歳牡馬

W.モット厩舎 
父:ハーツクライ
母:ヒルダズパッション(母父:Canadian Frontier)
通算成績:11戦5勝(9/3現在)
主な勝ち鞍:ウッドワードS(G1・2018年)、ターフクラシックS(G1・2018年)、ヒルプリンスS(G3・2017年)

母のヒルダズパッションは現役時代北米で走っておりG1競走1勝。その優勝したバレリーナSは今回ヨシダが優勝したウッドワードSと同じサラトガ競馬場のレースですから今回の快挙は競馬場の親子制覇ともなりました。父のハーツクライは現役時代ディープインパクトに国内で唯一土をつけた馬。産駒にはジャスタウェイやアドマイヤラクティなど国内外で活躍している馬が多数いますよね。

 

終わりに

ヨシダさんはこのあとダートの最高峰レース、ブリーダーズCクラシックを目標にするようです。今回以上の強敵が出走するでしょうけどウッドワードS制覇は初ダートでの快挙ですから期待してもいいのではないでしょうか。ヨシダさんだけでなく凱旋門賞に出るクリンチャーにも頑張ってほしいものですね。

 

☟クリンチャーの出走する凱旋門賞です。

www.yakudatsukara.com