2018年 第35回マイルCSの結果を振り返る
マイルチャンピオンシップの結果&回顧
第35回マイルチャンピオンシップ
1着 1ステルヴィオ
2着 2ペルシアンナイト
3着 3アルアイン
優勝したのはW.ビュイック騎手鞍上のステルヴィオでした。レースはバラっとしたスタートからアルアインとロジクライが先手を主張。コーナーまでにアエロリットがハナに立つ形になりましたがすぐに落ち着きレースはスローペースに。1.2着馬は内枠を活かし好位のインでスペースを伺い、直線ではアルアインとアエロリットの間が開いた瞬間抜け出し、最後は叩きあいの末ステルヴィオが先着となりました。鞍上のビュイック騎手の進路取りはさすがの一言。最後は少し右によれた面もありますが絶妙のタイミングだったと思います。
2着のペルシアンナイトは直線で他馬の動向を見てから仕掛けなければいけなかった点が痛かったですね。もう一列前で競馬ができていればと思わざるをえない結果です。しかしながら最後の末脚は素晴らしいものでしたし今後もGⅠレースでは注意の必要な1頭でしょう。
3着アルアインは好スタートから2番手でレースを進め直線先頭に立つ王道の競馬。上位2頭に切れ負けした感はありますが安定感は抜群です。中々勝ちきれないタイプですが今後も注目しておいた方が良さそうです。
1番人気のモズアスコットはレース後のルメール騎手のコメントにもありましたが4コーナーで他馬と接触したことが全て。今回の結果が実力ではありませんし次走の香港マイルでは日本の代表として頑張って欲しいと思いますね。
今回のマイルチャンピオンシップも外国人騎手の上手さが目立ったレースでした。能力のある馬に騎乗していることもありますが力を引き出すことが出来るところがさすがです。今後のGⅠも有力馬には外国人騎手が騎乗する機会が多そうですが日本人騎手の逆襲も期待したいですねヽ(*´∀`)ノ