2019年 共同通信杯・京都記念・クイーンCの結果を振り返る
第53回共同通信杯の結果＆回顧
第53回共同通信杯（GⅢ）
1着 ①ダノンキングリー
2着 ④アドマイヤマーズ
3着 ⑥クラージュゲリエ
優勝したのは3番人気のダノンキングリーでした。レースはスタートから押し出されるようにアドマイヤマーズが先頭へ。少頭数ということもあり予想通りスローペースでレースは進みます。アドマイヤマーズが少し後続を離すように直線に入り押しきろうとしますが3.4番手の内側につけていたダノンキングリーが32秒台の鋭い末脚でこれを交わしゴールしました。これでダノンキングリーは3戦3勝。現状ではまだ距離の不安もありますがクラシックに向けて楽しみな馬が出てきました。
2着は逃げたアドマイヤマーズ。今回は目標にされる形でのレースになってしまい勝ち馬の切れ味に屈してしまいました。それでも3着馬には4馬身もの差をつけていますし力は見せてくれたと思います。走りから距離は問題なさそうですし前に馬をおいての競馬であればもっと力を出せるのではないでしょうか。
3着に入ったのはクラージュゲリエ。輸送の影響かレース前は結構入れ込んでいましたね。レースの流れもこの馬には厳しいもので現状では1.2着馬とは力差があるように思います。
個人的な予想結果
◎ アドマイヤマーズ 2着
○ フォッサマグナ 4着
✩ クラージュゲリエ 3着
◎2着✩3着でしたが勝ち馬を予想できず…
◎アドマイヤマーズは残念な結果でしたがこのレース展開では仕方ない面も。次走以降も注目の1頭であることには変わりはないので次期待したいですね。○フォッサマグナは2番手からレースを進め良い展開に見えましたが距離が長かった気がします。競馬は上手そうですし短い距離で見直したいところです。✩クラージュゲリエはまだ馬が若い感じ。クラシックまでにどこまで成長できるかですかね。
第112回京都記念の結果＆回顧
第112回京都記念（GⅡ）
1着 ⑧ダンビュライト
2着 ⑩ステイフーリッシュ
3着 ⑫マカヒキ
優勝したのは6番人気のダンビュライトでした。レースはタイムフライヤーが先手を取る意外な展開。道中はスローペースで進む中、向正面でブラックバゴが仕掛けそのまま2頭が引っ張り直線へ。勝ったダンビュライトはこの2頭のすぐ後ろのポジションから直線長く脚を使い後続を凌ぎきりました。ダンビュライトはここ最近のレースとは違い積極的な競馬でしたね。切れ味のあるタイプではないので現状は前に行く競馬があっていそうです。
2着は中団から追い込んだステイフーリッシュ。先行勢を見ながら良いポジションで競馬ができましたが最後少し届きませんでした。どうも決め手がなく相手なりの競馬になってはしまいますが常に好走する安定感は流石です。
3着は大外を追い込んだマカヒキ。仕掛けられてからの反応が少し鈍く直線良い脚は使いましたが届きませんでした。復活が待たれるダービー馬ですがなかなか道のりは厳しそうですね。
個人的な予想結果
◎ ステイフーリッシュ 2着
○ ダンビュライト 1着
✩ ノーブルマーズ 9着
見事に◎-○でワンツーフィニッシュ！（着順逆ですが…）
◎ステイフーリッシュはこの馬らしいと言うか今回も勝ちきれず。これと言った武器がない感じですしどうしても相手なりの競馬になってしまいますね。まあ連軸としては信頼感抜群ですが。○ダンビュライトは久しぶりの勝利。松若風馬騎手とのコンビはこれで3戦3勝。是非このコンビでGⅠに出走して欲しいものです。✩ノーブルマーズは上手く流れに乗れずレースを終えてしまった印象。もう少し前目の位置で競馬ができればいいのですが年齢とともに行き脚が鈍ってるのかもしれません。
第54回クイーンCの結果＆回顧
第54回クイーンC（GⅢ）
1着 ⑨クロノジェネシス
2着 ⑥ビーチサンバ
3着 ④ジョディー
優勝したのは阪神JF2着のクロノジェネシス。スタートから中団外目につけ直線では楽な手応えで突き抜ける強い競馬でした。鞍上の北村友一騎手も落ち着いた競馬で着差以上の完勝でした。タイムは少頭数ということもあって目立ったものではないですが内容は素晴らしくGⅠタイトルに手の届くところまできた印象です。
2着は阪神JF3着のビーチサンバ。スタートで出遅れましたが道中は無理をせず直線では32秒台の末脚で追い込みました。この馬も負けて強しの競馬でしたが勝ち馬とは斤量差もありGⅠで逆転するにはもう少し成長が必要かもしれません。
3着は逃げ粘ったジョディー。前走とは違いスタートから先手を取りきったことが良かった感じ。前2頭とは少し力差はありそうですが逃げればしぶとい馬ですし今後も注視は必要だと思います。
個人的な予想結果
◎ クロノジェネシス 1着
○ ジョディー 3着
✩ ビーチサンバ 2着
着順は少し違いますが予想した3頭で決まる準パーフェクトの結果でしたヽ(*´∀｀)ノ
◎クロノジェネシスは強い競馬でクラシックが楽しみ。阪神JFではダノンファンタジーの後塵を拝しましたが逆転も見えてきました。しかし今年の北村友一騎手はひと皮剥けましたね。今春は人馬ともにJRAGⅠ初制覇のチャンスではないでしょうか。○ジョディーは予想した通りのレースをしてくれました。この馬は逃げるとなかなかしぶとい脚を見せてくれますので今後もメンバー次第では期待できそうです。✩ビーチサンバは出遅れが響いた感じですが力は見せてくれました。前述したとおりGⅠで勝つには春までどのくらい成長できるかが課題だと思います。
まとめ
先週は予想した馬が3重賞全てのレースで2頭以上馬券に絡んでくれました。まあ少頭数＆人気馬ってのもありますのでこれに驕らず人気薄を絡めて結果を出したいです。
来週はいよいよ2019年最初のGⅠフェブラリーステークスです。登録馬を見るとここ3年の優勝馬がそろい踏み。また前哨戦を圧勝した6連勝中のインティ、藤田菜七子騎手の初GⅠ騎乗となるコパノキッキングなど楽しみな馬がたくさんいます。どんなレースになるんでしょうか？週末が待ち遠しいですねヽ(´▽｀)/
