秋競馬開幕!国内で海外で注目レースが目白押しです
いよいよ秋競馬が開幕しましたねヽ(*´∀`)ノ競馬好きにとって待ちに待った季節が到来ですよ!この時期は日本だけでなく世界でもGⅠシーズンに向けて注目のレースが開催されますよね。今週の注目レースの結果を振り返ってみます。
凱旋門賞に向けてエネイブルは?
9月8日にケンプトン競馬場で行われた注目のレース、GⅢセプテンバーS(AW2400m)。オールウェザーのGⅢに注目が集まることはヨーロッパではあまりない中、このレースが注目となったのは昨年の凱旋門賞馬エネイブルの復帰戦だったから。結果は見事優勝!2着のクリスタルオーシャンに3馬身1/2差をつけて逃げ切り、復帰戦を飾りました。
She’s back! 😍
— Racing UK (@Racing_UK) 2018年9月8日
Five-time Group One winner Enable returns to the track in style in the September Stakes @kemptonparkrace. 👏
Results ➡️ https://t.co/7iJOPsdIyZ pic.twitter.com/Gm4x5P0Smx
4頭立てとはいえキングジョージVI&QES2着のクリスタルオーシャンがいるのでどうなるかと思っていましたがマッチレースになることもなく圧勝でしたね。怪我明け、11ヶ月ぶりのレースということで80%の状態だったようですがそんなことは現役最強馬には関係ありませんでした。レース後凱旋門賞参戦も正式に決まり、ブックメーカーでも1番人気に浮上しました。これは連覇濃厚かなヽ(´▽`)/
エネイブル(Enable) 4歳牝馬
J.ゴスデン厩舎 主戦:L.デットーリ騎手
父:Nathaniel
母:Concentric(母父:Sadler's Wells)
通算成績:9戦8勝(9/10現在)
主な勝ち鞍:凱旋門賞(GⅠ・2017年)、ヨークシャーオークス(GⅠ・2017年)、キングジョージVI&QES(GⅠ・2017年)、愛オークス(GⅠ・2017年)、英オークス(GⅠ・2017年)
韓国競馬で日本馬が大活躍!
9月9日に韓国でコリアカップ、コリアスプリント(共に韓国GⅠ)が行われ日本馬のロンドンタウン号とモーニン号が優勝しました。
コリアカップ
— モンドダイヤ(mondoD) (@believeit15) 2018年9月9日
ロンドンタウン圧勝ww pic.twitter.com/af96jb9MUA
コリアカップを優勝したロンドンタウンはこのレースを連覇。15馬身近い大差勝ちでしかもレコードのおまけ付き、圧巻のレースでしたね。韓国のダートがよほどあってるんですかね?レース後には早くも3連覇を狙いたいとの陣営の声も聞かれました。
一方コリアスプリントを優勝したモーニンは海外GⅠ初勝利。2016年のフェブラリーステークスを制覇してから長く低迷の時期が続きましたが、2走前に久しぶりの勝利をあげた勢いそのままに今回の優勝になりました。
しかし日本馬は韓国で強いですよね~コリアカップはこれで第1回から3連覇、コリアスプリントも昨年から連覇となりました。韓国競馬がまだまだ発展途上ということもありますが来年以降も期待できそうです。
ロンドンタウン 5歳牡馬
牧田和弥厩舎
父:カネヒキリ
母:フェアリーバニヤン(母父:Honour and Glory)
通算成績:27戦8勝(9/10現在)
主な勝ち鞍:コリアカップ(韓国GⅠ・2018年、2017年)、エルムステークス(GⅢ・2017年)、佐賀記念(GⅢ・2017年)
モーニン 6歳牡馬
石坂正厩舎
父:ヘニーヒューズ
母:Giggly(母父:Distorted Humor)
通算成績:21戦8勝(9/10現在)
主な勝ち鞍:コリアスプリント(韓国GⅠ・2018年)、フェブラリーステークス(GⅠ・2016年)、根岸ステークス(GⅢ・2016年)
国内の前哨戦
日本では今週、秋華賞トライアル紫苑ステークス(GⅢ)、スプリンターズステークスの前哨戦セントウルステークス(GⅡ)が行われました(他に重賞は京成杯オータムハンデもありましたがここでは割愛)。海外競馬だけでなく日本の競馬も少々振り返ってみます。
紫苑ステークスはノームコアが好位から抜け出し、2着マウレアに3馬身差をつけ快勝しました。春は今一歩でGⅠ出走が叶いませんでしたが秋華賞でも楽しみではないでしょうか?鞍上のC.ルメール騎手は2冠牝馬アーモンドアイに騎乗することになりますので鞍上が誰になるかも注目です。2着のマウレアは脚を痛めたようで心配です。大事に至らなければいいのですが…3着のランドネまでに秋華賞優先出走権が与えられました。
ノームコア 3歳牝馬
萩原清厩舎
父:ハービンジャー
母:クロノロジスト(母父:クロフネ)
通算成績:5戦3勝(9/10現在)
主な勝ち鞍:紫苑ステークス(GⅢ・2018年)
セントウルステークスは春の高松宮記念優勝馬ファインニードルが快勝しました。先を見据えて前哨戦仕上げとの話もありましたが、全く関係なく当レース連覇達成となりました。これで春秋スプリントGⅠ制覇が見えてきましたよね。2着のラブカンプーは今回も後一歩届かず。3歳牝馬ながらいつも堅実に走るだけに近い内に重賞を勝たせてあげたいですよね。
ファインニードル 5歳牡馬
高橋義忠厩舎
父:アドマイヤムーン
母:ニードルクラフト(母父:Mark of Esteem)
通算成績:26戦9勝(9/10現在)
主な勝ち鞍:高松宮記念(GⅠ・2018年)、セントウルステークス(GⅡ・2018年、2017年)、シルクロードステークス(GⅢ・2018年)
来週は注目レースがありすぎですよ
先週末の注目レースを振り返ってみました。いよいよ秋競馬が始まったなぁとワクワクが止まりませんねぇ。今回優勝した馬たちには無事に本番を迎えてほしいと思います。
さて今週末9月15日~17日ですがやばくないですか!楽しみなレースが目白押しですよね。海外ではアイリッシュチャンピオンS、英愛セントレジャーなど伝統のGⅠレースや凱旋門賞の前哨戦ヴェルメイユ賞やフォア賞が開催されます。国内でもローズSとセントライト記念が行われ本番レースで注目される馬が続々と出てきます。
日本人としてはやはりクリンチャーの出走するフォア賞に注目したいところですが、私が特に注目しているのはアイリッシュチャンピオンS。なんと英2000ギニー勝ち馬サクソンウォリアーと仏ダービー馬スタディオブマンが出走するとのこと。両馬の出走が決まればディープインパクト産駒の海外クラシックホースがアイルランドの地で激突するんです!こんなことがあるなんて少し前では考えられないことですよね。めっちゃレース見たいですよ。グリーンチャンネル何とかしてよ!!って気持ちです。
時間を見つけて今週の海外レースをいくつかは掘り下げていきたいと思います。この秋もみんなで競馬を楽しみましょうヽ(・∀・)ノ